はじめてのクッションカバー刺しゅう:ステップごとにやさしく解説
まったくの初心者でも、クッションカバーの刺しゅうはできます。キットを開けて、糸を並べ、番号1のプリントされた区画に最初のクロスステッチを刺す。始め方はそれだけです。緊張しますか? その必要はありません。このガイドでは、はじめてのクッションカバー刺しゅうを、わかりやすい言葉でステップごとに解説します。自信を持って最初の作品に取りかかれるように。
刺しゅうには何年もの経験が必要だと思われがちです。でも、クッションカバーの刺しゅうに使うクロスステッチは、数ある手芸のなかでもとても始めやすい技法です。同じ小さな×を、何度もくり返して刺すだけ。それ以上のことはありません。しかも、初心者向けのキットなら色に番号が付き、布にプリントされているので、ゼロから目を数えたり、複雑な図案を読み解いたりする必要もありません。
クッションカバーが刺しゅうを覚えるのにぴったりな理由
クッションの刺しゅうは、最初の作品にちょうどよい題材です。完成品はすぐに使えます。ソファやベッドに、自分でつくった世界にひとつのクッションを置けるのです。慣れるのに十分な大きさがありながら、途中でくじけるほど大きくもありません。そして図案プリント済みのキットなら、どの色をどこに刺すかが一目でわかります。糸でパズルを埋めていくような感覚です。
写真からつくるクッションカバー刺しゅうキットなら、さらに特別な作品になります。写真をアップロードしていただくと、番号付きの色の区画からなる刺しゅう図案にして、クッションカバーにプリントします。届いたキットで、あなたの思い出をご自身の手で刺しゅうしていきます。技法を身につけながら、手に取れる特別なものをつくりたい方にぴったりです。
必要なもの(すべてキットに入っています)
キット一式なので、別に買い足すものはありません。写真からつくるクッションカバー刺しゅうキットには、すぐに始めるためのものがすべてそろっています。
- 図案プリント済みのクッションカバー — 番号付きの色の区画で、どこに何色を刺すかが一目でわかります
- 仕分け済みの刺しゅう糸 — 必要な色が番号ごとにきちんと用意されています
- 刺しゅう図案 — あなただけのデザイン
- わかりやすい説明書 — 初心者向けに書かれています
- 針4本 — 刺し直したいときのためのリッパー付き
- 指ぬきと糸通し — 作業を快適にしてくれる小さな道具
刺しゅう枠や糸、図案を別に用意する必要はありません。開けたらすぐ始められる、それがこのキットの考え方です。
クロスステッチをわかりやすく
クッションに刺す初心者向けのクロスステッチは、名前のとおり小さな×のことです。まず左下から右上へ斜めにひと針、次に右下から左上へ斜めにひと針。ふたつ合わせて×になります。技法はこれだけです。
図案プリント済みのクッションカバーには、番号の入ったマス目が並んでいます。番号はそれぞれ糸の色に対応しています。同じ番号の糸を探して、その番号のマスをすべて小さな×で埋めていきます。番号が変われば、糸の色も変えます。こうして区画ごと、色ごとに、少しずつ絵を完成させていきます。
ひとつ便利な習慣があります。×はすべて同じ向きに刺しましょう。どこでも先に下の糸を同じ方向に、そのあと上の糸を刺します。仕上がりが均一で落ち着いた印象になり、作業のリズムもつかみやすくなります。
開封から糸の始末まで、ステップごとに
- すべてを取り出し、クッションカバー、番号ごとの糸、説明書、針を見やすく並べます。
- 明るく落ち着ける場所を選びます。自然光や明るいライトの下なら、布の番号が読みやすくなります。
- 図案と説明書にひととおり目を通し、どの番号がどの色かを確認します。
- 刺し始める場所を決めます。中央あたりや、大きな色の区画から始めると進めやすいです。
- 最初の色の糸を針に通します(糸通しが便利です)。説明書のとおり、通常は糸を2本取りで使います。
- 最初のクロスステッチを刺します。下の斜めの糸、次に上の斜めの糸。同じ番号の区画のなかでくり返します。
- 色ごとに進めます。糸を替える前にひとつの区画を仕上げると、全体を把握しやすくなります。
- 裏側できれいに糸の始末をします。刺した目の下に糸を何度かくぐらせてから、残りを切ります。玉結びは必要ありません。
- すべての区画が埋まるまで続けます。途中のゆったりしたリズムも楽しんでください。
- 仕上げ:刺し忘れがないか確認したら、クッションカバーの完成です。
初心者によくある失敗と防ぎ方
- 糸を強く引きすぎる。糸はやさしく引き、強く締めないこと。引きすぎると布が縮んでしまいます。目が布の上にふんわりのるくらいがちょうどよいです。
- ×の向きがばらばら。向きをそろえると、仕上がりが均一になります。
- 糸が長すぎる。腕の長さくらいの短めの糸のほうが、からまりにくくなります。
- 休まずに続ける。刺しゅうはくつろぐ時間です。気軽に手を止めて、またいつでも再開しましょう。
- ほどくのを怖がる。そのためのリッパーです。間違えたら、落ち着いてほどいて刺し直せば大丈夫。それも上達の一部です。
クッションカバーの刺しゅうにかかる時間は?
人によっても図案によっても違うので、ここでは正直な一般的な目安としてお伝えします。お約束ではありません。はじめての方が小さめのクッションカバー(45×45 cm)を仕上げるには、何日かの夜や週末に分けて、15〜30時間ほどかかることが多いです。大きいサイズ(56×56 cm)や色の切り替えが多い図案なら、そのぶん時間がかかります。手早く集中して刺せば短く、ゆっくり楽しめば長くなります。そして、ゆっくり楽しめることこそが魅力です。大切なのは速さではなく、途中のくつろいだリズムです。
サイズで迷っている方は、最初の作品なら小さめのサイズがいちばん気負わずに始められます。クッションカバーのサイズの選び方:45 cmと56 cmで詳しくご紹介しています。
よくある質問
刺しゅうをしたことがなくても本当にできますか?
はい。クロスステッチは、シンプルな×をくり返すだけです。色がプリントされ番号も付いているので、自分で目を数える必要はありません。説明書があれば、安心して始められます。
ほかに用意するものはありますか?
ありません。写真からつくるクッションカバー刺しゅうキットには、図案プリント済みのクッションカバー、仕分け済みの糸、図案、説明書、針4本、リッパー、指ぬき、糸通しが入っています。届いたらすぐに始められます。
はじめてならどのサイズを選べばいいですか?
最初の作品には、45×45 cmの小さめのサイズがいちばん気負わずに取り組めます。大きなクッションにしたい場合は、56×56 cmもお選びいただけます。
間違えたらどうすればいいですか?
心配いりません。そのためのリッパーです。間違えた目を落ち着いてほどき、刺し直しましょう。間違いは上達の一部で、簡単に直せます。
キットはどのくらいで届きますか?
ご注文から約1週間でお届けします。送料は最低購入金額なしで無料です。
さあ、始めてみませんか?
刺しゅうは、小さな×ひとつから始まります。気づけば、ご自身の写真から特別なクッションができあがっているはずです。始める前にもっと知りたい方は、写真をクッションに刺しゅうする完全ガイドをご覧ください。準備ができたら、写真からつくるクッションカバー刺しゅうキットで、最初の作品をあなただけのものに。ゆったりとした刺しゅうの時間をお楽しみください。



