はじめての数字ぬりえ — 入門ガイド
数字ぬりえは、いちばん気軽に始められる手づくりの趣味のひとつです。絵を描いたり塗ったりする技術は必要ありません。番号入りの区画がプリントされたキャンバスと、同じ番号のマーカーがあれば大丈夫です。番号どおりにひと区画ずつ塗っていくと、少しずつ一枚の絵が手もとに現れます。絵の具も水も使わないので、汚れる心配もありません。お茶を用意して、テーブルでゆったり過ごす時間です。この入門ガイドでは、はじめての数字ぬりえを安心して始められるよう、順を追ってご紹介します。
このガイドのポイント
- 必要なもの:番号入りキャンバス、セットのマーカー、明るく落ち着ける場所。ほかに用意するものはほとんどありません。
- はじめての方には:最大20色のセットと、30×40 cmか40×50 cm前後のサイズがおすすめです。
- 塗る順番:上から下へ、明るい色から暗い色へ。キャンバスがきれいに保て、全体も見やすくなります。
- セットについて:数字ぬりえセットは、1組のマーカーを共有する2枚のキャンバス。日本へは送料無料でお届けします。
数字ぬりえとは?
数字ぬりえでは、小さな番号入りの区画に図案がプリントされたキャンバスが届きます。番号ごとに、ちょうどその色のマーカーが1本ずつ。番号を探して区画を塗り、次の区画へ進みます。色選びや構図を考えなくても、一枚の本格的な絵が仕上がっていきます。
アクリル絵の具を使う一般的な「数字で塗る油絵」との大きな違いは、Stitchi Studioではマーカーを使うことです。絵の具が乾いてしまうことも、筆を洗うことも、色ごとに乾くのを待つこともありません。いつでも手を止めて、あとから続きを楽しめます。短い時間で少しずつ進めたい方にぴったりです。マーカーの良さについては、数字ぬりえはなぜ絵の具ではなくマーカー?でくわしくご紹介しています。
始めるのに必要なもの
この趣味のうれしいところは、自分で買い足したり準備したりするものがほとんどないことです。Stitchi Studioのセットには必要なものがすべて入っています。それでも、始める前に場所を整えておくと快適です。
- キャンバス — 番号入りの区画がプリント済み。セットでは同じカラーパレットの2枚が届くので、1組のマーカーで、並べて飾れる2枚の絵が仕上がります。
- 番号付きマーカー — キャンバスの番号に合わせたマーカーが付いています。
- 明るい照明 — 自然光や明るいデスクライトの下なら、小さな番号も楽に読めます。
- 平らでしっかりした台 — キャンバスを平らに置けるテーブル。
- 試し塗り用の紙(あれば) — 塗る前にマーカーの色を確かめるのに便利です。
始め方 — ステップごとに
次の手順で進めれば、数分で塗り始められます。
- 明るく落ち着ける場所を選び、キャンバスをテーブルに平らに置きます。
- マーカーを番号順に並べておくと、すぐに見つけられます。
- カラーガイドを確認します。ひとつの番号に、ひとつの色が対応しています。
- キャンバスの上から塗り始め、下へ進みます。こうすると、塗ったばかりの区画に手が触れません。
- ひとつの番号を選んでその番号の区画をすべて塗ってから次の番号へ進むか、エリアごとに少しずつ進めます。自分が心地よい方法で大丈夫です。
- 明るい色から暗い色へ。明るい色を先に、暗い色を最後に塗ると、小さなはみ出しが目立ちにくくなります。
- 最後に、塗り残しの区画がないか確認します。
これだけです。色を混ぜる必要も、下絵を描く必要も、失敗を直す必要もありません。番号が導いてくれます。
最大20色・30色・40色 — はじめてならどれを選ぶ?
数字ぬりえセットには3つの色数があります。色数によって、細かさと色の移り変わりのなめらかさが変わります。色数が多いほど繊細な仕上がりになりますが、区画が小さくなり、少し時間もかかります。
| 色数 | レベル | 仕上がり | こんな方に |
|---|---|---|---|
| 最大20色(エッセンシャル) | はじめての方 | 見やすく、やや大きめの区画 | はじめての作品に。早く仕上がり、気軽に楽しめます |
| 最大30色(ディテール) | 中級 | 陰影が豊かで、色の移り変わりがやわらか | もう少し手ごたえと細かさがほしい方に |
| 最大40色(プレミアム) | 上級 | いちばん細かい区画と、なめらかなグラデーション | 人物や写実的な風景を、時間をかけて楽しみたい方に |
はじめての方には、最大20色のセットをおすすめします。早くきれいに仕上がるので、次へのやる気にもつながります。楽しくなってもっと細かさがほしくなったら、次は最大30色や40色のセットに挑戦してみてください。すべてのデザインは数字ぬりえのコレクションでご覧いただけます。
上から下へ塗るのはなぜ?
このひとつのコツで、キャンバスがきれいなまま仕上がるか、うっかり色がこすれてしまうかが変わります。上から下へ塗り進めると、手はいつもまだ塗っていない部分に置かれます。下から始めると、塗ったばかりの区画の上に手をつくことになります。
左利きの方は、上から下へ、さらに右から左へ進めると、横からも塗ったばかりの区画に触れずにすみます。明るい色から暗い色への順番と組み合わせれば、すっきりきれいに仕上がります。
きれいに仕上げるためのコツ
- ふちはていねいに。まず区画の輪郭をそっとなぞり、それから中を塗ると、線からはみ出しにくくなります。
- ゆっくり、均一に。強く押して一度で塗るより、軽く何度か重ねるほうがむらなく仕上がります。
- キャップはしっかり閉めて。次に塗るまでの間にマーカーが乾きません。何日かに分けてゆっくり楽しめるのが、数字ぬりえの良さです。
- 飾る場所と同じ光で塗る。色は自然光と照明の下で見え方が変わります。
- 番号の色に迷ったら?キャンバスに塗る前に、試し塗り用の紙で確かめましょう。
何日くらいで仕上がるかは、サイズと色数によって変わります。数字ぬりえの完成までにかかる時間では、サイズごとの目安をご紹介しています。この趣味の魅力や、心が落ち着く理由をもっと知りたい方は、大人の数字ぬりえガイドもどうぞ。
自分の写真で作りたい方へ
既製のデザインから始める必要はありません。写真で作る数字ぬりえなら、大切な写真を番号入りのキャンバスにし、合わせたマーカーと一緒にお届けします。塗り方はこのガイドとまったく同じ。違うのは、あなた自身の思い出を塗っていくことです。まずは既製のデザインで練習したい方には、色とりどりの「花々の彩り」セットが楽しいスタートになります。
よくある質問
絵を描いた経験は必要ですか?
いいえ。数字ぬりえは、経験がない方のために作られています。キャンバスにはすでに図案がプリントされていて、番号がちょうどよい色を教えてくれます。自分で描いたり、色を混ぜたり、デザインしたりする必要はありません。
はじめてなら、何色のセットがよいですか?
最初の作品には、最大20色(エッセンシャル)のセットをおすすめします。区画がやや大きめなので、早くきれいに仕上がります。もっと細かさがほしくなったら、最大30色や40色のセットを選んでください。
どの順番で塗ればよいですか?
上から下へ塗ると、塗ったばかりの部分ではなく、まだ塗っていない部分に手を置けます。あわせて、明るい色から暗い色の順に塗りましょう。左利きの方は、右から左へ進めるのもおすすめです。
失敗したり、線からはみ出したりしたら?
小さなはみ出しはほとんど目立ちません。明るい色から暗い色へ塗れば、なおさらです。区画の輪郭を先にゆっくりなぞってから中を塗ると、自然と線の内側に収まります。
2人で一緒に楽しめますか?
もちろんです。セットは同じカラーパレットの2枚のキャンバスなので、それぞれが1枚ずつ、1組のマーカーを共有して一緒に塗れます。ご夫婦やご家族、お子さまとのひとときにもおすすめです。
最初の作品はどのくらいで仕上がりますか?
サイズと色数によります。小さめのキャンバスで最大20色なら、のんびり数日で仕上がります。大きなサイズで最大40色なら、もう少し時間がかかります。サイズごとの目安は、数字ぬりえの完成時間についての記事でご紹介しています。



